青磁とは|中国・日本の青磁器の種類と買取相場
「青磁(せいじ)」とは、青みがかった灰緑色〜青緑色の釉薬(ゆうやく)を掛けて焼成した陶磁器のことです。中国で発祥し、日本・朝鮮・東南アジアにも伝わった東洋陶磁器の代表格です。芝田美術では中国・日本の青磁作品を高額買取しています。
青磁の産地と種類
| 産地 | 時代 | 特徴 | 代表的な窯 |
|---|---|---|---|
| 中国・浙江省 | 宋〜現代 | 淡いオリーブグリーン〜濃緑 | 龍泉窯(りゅうせんよう) |
| 中国・河南省 | 宋時代 | 薄い青空色・肉薄・貫入あり | 汝窯(じょよう)※最高級 |
| 朝鮮半島 | 高麗時代 | 翡翠色・象嵌青磁が特徴 | 高麗青磁 |
| 日本 | 江戸〜現代 | 粉青・淡青など各窯元独自の色調 | 砥部焼・京焼など |
青磁の価値を見極めるポイント
- 釉薬の発色と深み:質の高い青磁ほど釉薬の色が深く均一です。汝窯の「天青色(てんせいしょく)」は特に希少価値が高い。
- 貫入(かんにゅう)の美しさ:釉薬の収縮差で生じるひびのこと。宋時代の官窯青磁では「紫口鉄足(しこうてっそく)」が重視されます。
- 高台の形状・削り方:時代物の高台には職人ごとの特徴があります。偽物は削り方が均一すぎることがあります。
- 窯印・銘款(めいかん):清時代の官窯には「大清〇〇年製」の銘が入ります。ただし後世の写し銘が多いため、銘だけで真贋判断はできません。
青磁の買取相場
| 種類 | 相場目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 中国宋代 龍泉窯(本物) | 10万〜数百万円 | サイズ・コンディションによる |
| 中国明清代 官窯 青磁 | 5万〜数十万円 | 銘の真贋・状態次第 |
| 高麗青磁(本物) | 10万〜数百万円 | 象嵌文様があると高評価 |
| 日本の青磁(江戸〜明治) | 1万〜20万円 | 作家銘・窯元で変わる |
| 現代作家 青磁(人間国宝等) | 5万〜100万円 | 証明書・共箱有で高額 |
よくある質問
青磁の底に「大清雍正年製」と書いてあります。本物ですか?
清時代の銘は後世に多数の写しが作られているため、銘だけで真贋判断はできません。釉薬の質・貫入・高台の特徴など総合的な判断が必要です。無料査定をご利用ください。
欠けや割れがある青磁でも買取できますか?
欠け・割れがあっても買取できる場合があります。時代物の高級青磁であれば、コンディションが悪くても相応の価値があります。まずはご相談ください。

