浮世絵の本物と偽物の見分け方|真贋チェック5つのポイント【芝田美術】

家に古い浮世絵があるが本物かどうか分からない──そんなお悩みにお答えします。この記事では、浮世絵の本物と偽物の見分け方を骨董買取の専門家が解説します。

浮世絵の「本物」とは何か

浮世絵は版画(木版画)が主流で、版を使って多数刷られるため「オリジナル1点」という概念が絵画と異なります。「本物」とは江戸・明治時代に刷られた当時の版画を指し、後世に作られた復刻版・印刷物・複製品と区別されます。

真贋チェック5つのポイント

  1. 版元印・彫師印を確認する:本物には版元(出版元)の印章が押されています。「蔦屋重三郎」「西村屋与八」などが有名。復刻版には版元印がないか、後から入れた偽印のことがある
  2. 紙の質感を確認する:江戸時代の本物は和紙(奉書紙・美濃紙など)が使われており、独特の厚みと繊維感があります。現代の復刻版は機械漉き洋紙が多い
  3. 絵の具・色の風合いを確認する:本物は植物・鉱物系の天然顔料で、独特の発色と経年変化があります。現代印刷は色が均一すぎる
  4. 「早い版」かどうか確認する:版が摩耗する前の鮮明な印刷が「早い版」。版が傷んだ後の「後摺り」は線が太くなっている。早い版ほど高価
  5. 裏面を確認する:本物は裏面に筆文字・印章・所蔵印などが残ることがある。機械印刷品は無地が多い

本物の浮世絵の価値はどのくらい?

作家状態良好・早い版後摺り・状態普通
葛飾北斎(富嶽三十六景)数百万〜数千万円数十万円
歌川広重(東海道五十三次)数十万〜数百万円数万円〜
喜多川歌麿(美人大首絵)数十万〜数百万円数万円〜

関連ページ

作品の価値が気になったら芝田美術へ

調べた後は高価買取。写真1枚から無料査定・出張費ゼロ。岐阜・愛知・三重エリア即日対応。

✉ フォームで相談