古銭買取の完全ガイド|価値の見分け方・相場・高く売るコツを老舗骨董店が解説【岐阜・愛知】
古銭買取の完全ガイド|価値の見分け方・相場・高く売るコツを老舗骨董店が解説【岐阜・愛知】
「蔵から出てきた古い小判、価値はあるの?」「祖父のコレクションの寛永通宝、どこで売れる?」——古銭は種類や状態によって買取価格が数百倍以上変わる、非常に専門性の高い分野です。本記事では、岐阜県可児市で骨董品・美術品の買取を営む芝田美術が、現場で培った知見をもとに、古銭の種類別の価値・相場・査定で見られるポイント・高く売るためのコツを徹底解説します。これから古銭を売却される方が損をしないための保存版ガイドです。
古銭とは?買取される古銭の主な種類
「古銭」とは、現在は流通していない過去のお金、または現在流通していても希少価値のある硬貨・紙幣の総称です。一般に骨董市場で取り扱われる古銭は、大きく以下の6つのカテゴリに分類されます。
1. 古金銀(こきんぎん)
江戸時代に流通した金貨・銀貨で、古銭の中でも最も価値が高いジャンルのひとつです。代表的なものに以下があります。
- 大判(慶長大判・天正大判など)…1枚で数百万円〜数千万円の取引もある最高峰
- 小判(慶長小判・元禄小判・天保小判など)…種類により数十万円〜数百万円
- 一分金・二分金・一朱金…数千円〜数十万円
- 丁銀・豆板銀…秤量(ひょうりょう)貨幣で重さによって価値が変動
- 一分銀・一朱銀…数百円〜数万円
2. 穴銭(あなせん)
中央に四角い穴の開いた銅銭で、奈良時代から江戸末期まで日本で広く流通しました。
- 皇朝十二銭(和同開珎・万年通宝など)…奈良〜平安時代の最古級貨幣で高額
- 寛永通宝…江戸期に大量に鋳造され、種類が豊富。母銭(ぼせん)や希少な書体は高額
- 天保通宝…楕円形の大型銭。種類により大きく価格が変動
- 文久永宝・万延通宝など江戸末期銭
3. 近代貨幣(明治〜昭和初期の硬貨)
明治政府が円・銭・厘の単位で発行した近代硬貨です。銀貨・金貨は素材価値だけでも高値がつきます。
- 旧1円銀貨・新1円銀貨…明治期の代表的銀貨。年号により希少度が異なる
- 20円金貨・10円金貨・5円金貨・2円金貨・1円金貨…旧金貨は特に高額
- 50銭銀貨・20銭銀貨・10銭銀貨…年号と保存状態で査定が変わる
- 桐1銭青銅貨・稲1銭青銅貨…一部の年号は希少
4. 古紙幣・旧紙幣
明治・大正・昭和初期発行の紙幣で、現在は使えないものが対象です。
- 明治通宝(ゲルマン紙幣)…明治初期の貴重な政府紙幣
- 神功皇后札・大黒札…改造紙幣・改造兌換銀行券などの稀少紙幣
- 武内宿禰の1円札・5円札・10円札…旧日本銀行券
- 軍用手票(軍票)…戦時中に発行された特殊紙幣
5. 記念硬貨・プルーフ貨幣
オリンピック・万博・天皇即位など、特別なイベントを記念して発行された硬貨です。金貨・銀貨タイプは特に査定額が高くなります。
6. 中国古銭・海外コイン
中国の咸豊通宝(かんぽうつうほう)・洪武通宝・永楽通宝などはコレクター需要が高く、特に状態の良い中国古銭は近年相場が高騰しています。海外のアンティークコイン(英国ソブリン金貨・米国モルガンダラーなど)も買取対象です。
価値が高い古銭【種類別の買取相場一覧】
ここでは、当店および同業者の市場相場をもとに、代表的な古銭のおおよその買取相場をご紹介します。状態・希少度・需要によって金額は大きく変動するため、参考値としてご覧ください。
江戸期の金貨・銀貨の買取相場
| 古銭の名称 | 時代 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| 慶長大判金 | 江戸初期 | 500万円〜数千万円 |
| 天保大判金 | 江戸後期 | 300万円〜1,000万円超 |
| 慶長小判金 | 江戸初期 | 100万円〜500万円 |
| 元禄小判金 | 江戸中期 | 80万円〜300万円 |
| 天保小判金 | 江戸後期 | 20万円〜80万円 |
| 万延小判金 | 江戸末期 | 10万円〜30万円 |
| 一分金(各種) | 江戸期 | 1万円〜10万円 |
| 丁銀(慶長丁銀など) | 江戸期 | 10万円〜100万円 |
近代貨幣(明治〜昭和)の買取相場
| 古銭の名称 | 発行年 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| 旧20円金貨 | 明治3年〜13年 | 200万円〜500万円 |
| 新20円金貨 | 明治30年〜大正末 | 15万円〜50万円 |
| 旧10円金貨 | 明治4年〜25年 | 100万円〜300万円 |
| 旧1円銀貨(欠貝円) | 明治3年 | 30万円〜100万円 |
| 新1円銀貨 | 明治7年〜45年 | 1万円〜30万円 |
| 50銭銀貨(竜・旭日) | 明治期 | 500円〜数万円 |
| 桐1銭青銅貨 | 大正5年〜昭和13年 | 数十円〜数千円 |
穴銭・古紙幣の買取相場
| 古銭の名称 | 分類 | 買取相場の目安 |
|---|---|---|
| 和同開珎 | 皇朝十二銭 | 10万円〜200万円 |
| 万年通宝 | 皇朝十二銭 | 20万円〜100万円 |
| 寛永通宝(母銭) | 江戸期穴銭 | 数千円〜10万円 |
| 天保通宝(本座) | 江戸末期 | 数百円〜5,000円 |
| 明治通宝 | 古紙幣 | 1万円〜数十万円 |
| 大黒札(改造紙幣) | 古紙幣 | 5万円〜50万円 |
| 武内宿禰5円札(透かしあり) | 古紙幣 | 500円〜数万円 |
古銭の価値を決める7つの要素
古銭の査定額は、以下の7つの要素を総合的に評価して決まります。「うちの古銭はどれくらい?」と考える時の判断材料にしてください。
① 希少性(発行枚数の少なさ)
発行枚数が少ない古銭ほど価値が高くなります。たとえば明治3年の旧1円銀貨「欠貝円(かけかいえん)」は、漢字「圓」の貝の一画が欠けているエラーが市場で確認されたものが少なく、通常版の数倍の価格がつくことがあります。
② 保存状態(グレード)
古銭は「未使用」「準未使用」「極美品」「美品」「並品」といったグレードで評価されます。光沢・摩耗・傷の有無で評価が大きく変わります。プルーフ貨幣などは、ケースから出していないオリジナル状態が最も高評価です。
③ 年号(発行年)
同じ種類の硬貨でも年号によって希少性が異なります。例として昭和24年の50銭硬貨や昭和61年(後期)の500円白銅貨など、特定年号のみ価値が跳ね上がるものがあります。
④ 素材(金・銀・銅などの含有量)
金貨・銀貨は地金(じがね)としての素材価値もあるため、相場が下落することはほとんどありません。特に純金・純銀の含有量が高いものは、骨董価値とは別に金属相場で買取されることもあります。
⑤ 書体・極印・座印の違い
江戸期の貨幣は、鋳造された場所や時期で極印(刻印)が異なり、これが価値を左右します。寛永通宝の「母銭」「鉄銭」「正字」「俯永」などの違いは、専門家でないと見抜けません。
⑥ エラーコイン・変種
製造時のミスで生じたエラーコイン(穴ズレ・刻印ズレ・重ね打ち・両面同図など)は、コレクター需要が高く、通常品の数十倍の価格がつくこともあります。
⑦ 付属品の有無(箱・鑑定書・ケース)
記念硬貨やプルーフ貨幣の場合、純正ケース・証明書・外箱がそろっているかで価格が大きく変わります。古いセットものは、化粧箱の状態も査定対象です。
- □ 古銭の種類・名称が分かるか(分からなくてもOK)
- □ 表面に大きな傷・サビ・腐食はないか
- □ 文字や絵柄ははっきり読み取れるか
- □ 箱・ケース・鑑定書はそろっているか
- □ 複数枚ある場合、まとめて袋・箱に入れてあるか
古銭を高く売るための5つのコツ
コツ① 絶対に磨かない・洗わない
これは最も重要なポイントです。古銭の表面の自然な経年変化(トーン)はそれ自体が価値であり、磨いてピカピカにしてしまうと「研磨品」とみなされ、査定額が1/10以下になることもあります。汚れていてもそのままお持ちください。
コツ② 付属品をすべてそろえる
箱・ケース・証明書・購入時の領収書・解説冊子など、関連するものはすべて一緒にお持ちください。特に記念硬貨は付属品の有無で査定額が30〜50%変わることがあります。
コツ③ まとめて査定に出す
少額の古銭でも、まとめて査定に出すことで合算評価になり、トータルでの買取額が上がるケースがあります。「これは値段がつかないかも」と除外せず、まとめて見せましょう。
コツ④ 専門知識のある業者を選ぶ
古銭は骨董全般を扱う業者の中でも特に専門性が高い分野です。リサイクルショップや一般の買取店では、本来の価値を見抜けず安値で買い叩かれることがあります。骨董品・美術品の買取実績が豊富な専門店を選びましょう。
コツ⑤ 複数の業者で査定を比較する
査定額には業者ごとに差があります。可能であれば2〜3社で査定を取り、提示額を比較するのが理想です。出張査定・査定料無料の業者であれば、費用負担なく比較できます。
・「金」「銀」と書かれた紙に包まれた小判のようなもの
・刻印のある楕円形・長方形の重い金属片
・厚紙ケースに入った古い記念硬貨セット
・茶色く変色した、四角い穴の開いた小銭の山
これらは予想以上の価値がある可能性が高いです。
やってはいけないNG行為(価値を下げる原因)
良かれと思ってやったことが、古銭の価値を大きく下げてしまうことがあります。以下の行為は絶対に避けてください。
NG① 研磨剤・洗剤・酢で磨く
「ピカピカにすれば高く売れる」と考えてクレンザーや酢、レモン汁などで磨くのは最悪の行為です。表面のオリジナルなパティナ(古色)が失われ、査定額が暴落します。
NG② テープやのりで台紙に貼る
整理のためにアルバムやスクラップブックに貼る方がいますが、のりやテープの跡が残ると修復不可能です。専用のコインホルダーかチャック付き袋で保管してください。
NG③ 直射日光・湿気の多い場所での保管
紙幣は紫外線で退色し、硬貨は湿気でサビます。暗所・乾燥した場所で保管しましょう。長期保管なら防湿剤と一緒に密閉容器が理想です。
NG④ 素手で触る
手の油や汗が付着すると、長期的に変色やシミの原因になります。コレクターは綿手袋で扱います。査定時もできれば触らずにケースのままお見せください。
NG⑤ ネットオークションでの安易な出品
価値が分からないままネットオークションに出すと、相場の1/3以下で落札されてしまうことがあります。専門家の査定を受けてから判断しましょう。
古銭買取業者の選び方
古銭を売却する業者選びは、買取額に直結します。以下の6つの基準で業者を見極めましょう。
① 古物商許可証を取得しているか
古物営業法に基づき、買取業者は都道府県公安委員会の古物商許可が必須です。Webサイトや店頭に番号が掲示されているか確認しましょう。
② 骨董・美術品の取り扱い実績があるか
古銭は骨董の一分野です。古銭単体の業者よりも、骨董全般を扱う老舗のほうが、関連付属品(桐箱・書付・道具類)も含めた総合査定で高値がつくことがあります。
③ 査定料・出張料・キャンセル料が無料か
優良業者は査定にかかる費用は一切無料です。「査定後にキャンセルしたら手数料が発生」などと言う業者は避けてください。
④ 査定の根拠を説明してくれるか
「この古銭はこういう理由でこの金額です」と査定額の根拠を明確に説明してくれる業者は信頼できます。逆に「全部まとめていくらです」とどんぶり勘定の業者は要注意です。
⑤ 押し買い(強引な買取)をしないか
「ほかにも何かないですか」と執拗に貴金属や宝石を要求する「押し買い」業者が社会問題になっています。本人が売りたいものだけを丁寧に査定してくれる業者を選びましょう。
⑥ 地元での実績・口コミ・店舗の有無
実店舗を構え、地域に根ざして長年営業している業者は、悪質な対応をすればすぐに評判が落ちるため、誠実な対応をする傾向があります。岐阜・愛知エリアで古銭を売るなら、地元密着の業者を選ぶのが安心です。
岐阜・愛知で古銭を売るなら芝田美術へ
芝田美術は、岐阜県可児市で長年にわたり骨董品・美術品の買取を行っている老舗です。古銭をはじめ、陶磁器・茶道具・絵画・書・刀剣・煎茶器など、幅広いジャンルの目利きを行っております。
芝田美術が選ばれる5つの理由
1. 老舗ならではの確かな目利き
長年培った経験と知識で、お持ちの古銭の価値を正確に査定いたします。種類が分からない、価値が判断できない古銭でも、お気軽にご相談ください。
2. 査定料・出張料・キャンセル料すべて無料
査定の結果、ご納得いただけない場合のキャンセルも無料です。「とりあえず価値を知りたい」というご相談だけでも歓迎いたします。
3. 岐阜・愛知エリアの出張買取に対応
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4. 古銭以外の骨董品も総合査定
蔵や遺品の整理で出てきた古銭の中には、関連する古い書付・桐箱・茶道具・陶器なども一緒に出てくることが多くあります。骨董品全般をまとめて査定することで、トータルでの買取額が高くなります。生前整理・遺品整理のご相談も承ります。
5. 押し買い・強引な営業は一切なし
お客様のご意向を最優先し、売却を強制することはございません。「査定だけ受けて検討したい」というスタンスでも、丁寧にご対応いたします。
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「これって価値あるの?」というご相談だけでも大歓迎
☎ (0574) 62-4750営業時間:9:00〜18:00 / 木曜定休
所在地:岐阜県可児市川合2608番地68
出張買取エリア:岐阜県・愛知県全域
よくある質問(FAQ)
まとめ:古銭は専門家への相談が損をしない最大のコツ
古銭の世界は奥深く、素人目には価値のない小銭に見えても、専門家が見れば数十万円〜数百万円の価値があるケースが頻繁にあります。逆に、自分で「価値がありそう」と思って磨いたり手を加えたりしたために、本来の価値を大きく損ねてしまうことも少なくありません。
本記事の重要ポイントを最後にまとめます。
- 古銭は種類・年号・状態で価格が10倍以上変動する
- 大判・小判・古金銀は数百万円超の高額査定もある
- 磨かない・洗わない・素手で触らない
- 付属品(箱・証明書)は必ず一緒に査定へ
- 骨董全般を扱う実績豊富な専門店を選ぶ
- 査定は無料の業者を活用し、納得できなければキャンセル可
- 蔵・遺品整理で出てきたものはまとめて査定が有利
岐阜県可児市の芝田美術は、長年地域に根ざして骨董品・美術品の買取を行ってまいりました。古銭の査定はもちろん、生前整理・遺品整理に伴う総合査定にも対応しております。岐阜県・愛知県エリアで古銭の売却をお考えの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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※本記事内の買取相場は市場の参考値であり、実際の買取金額を保証するものではありません。
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