可児市で骨董品・昭和レトロを売る前に|買取で損しない査定ポイント7つ!
「実家の片付けで古いものが出てきた」「蔵の整理をしたい」「昭和レトロ雑貨をまとめて手放したい」——可児市周辺でも、骨董品やレトロ品のご相談は増えています。
ただし骨董品・レトロ品は見た目だけで価値が判断しにくく、売り方で差が出やすい分野です。
この記事では、買取の現場でチェックされる基本ポイントを7つに絞って解説します。
査定ポイント1:まず「捨てない」「磨きすぎない」
骨董・レトロは、状態が悪く見えても価値が残ることがあります。特に注意したいのが以下です。
- 無理に磨く(研磨剤・金属磨き):表面の風合いが落ち、評価が下がる場合があります。
- 修理してから売る:修復が「後加工」と判断されるとマイナスになることも。
- 付属品を捨てる:箱・栞(しおり)・布・共箱・鑑定書などは評価に影響します。
迷ったら:まずは現状のまま、まとめて見せるのが安全です。
査定ポイント2:「作家名・窯・年代」は分からなくてもOK
「銘(サイン)が読めない」「どこの焼き物か不明」でも問題ありません。
骨董は素材・技法・意匠(デザイン)・時代感など複数の要素から評価します。
分かる範囲でOK:次の情報があると査定がスムーズです。
- どこで手に入れたか(購入先、譲り受け)
- だいたいの年代(昭和初期〜など)
- 使っていた用途(茶道具、床の間、飾り など)
査定ポイント3:写真を撮るなら「全体+刻印(銘)+付属品」
事前見積りや問い合わせの際は、写真の撮り方で精度が上がります。
最低3点セット
- 全体(正面)
- 裏面・底面(刻印やシールが写る)
- 箱・栞・付属品一式
掛軸なら「表装全体」「軸先」「署名・落款(らっかん)」「箱」を撮るのがおすすめです。
査定ポイント4:昭和レトロは「シリーズ・当時物・動作」が重要
昭和レトロは人気ジャンルですが、評価が分かれやすいのも特徴です。
- ブリキ玩具・ソフビ:当時物か復刻か
- レコード:盤の反り、ジャケットの状態、帯の有無
- 古いカメラ:シャッター、絞り、カビ、付属レンズ
- 看板・ホーロー:欠け・サビ・色の残り具合
「動かないから価値がない」と決めつけず、まとめて相談すると判断しやすいです。
査定ポイント5:量が多いなら「出張買取」が向いているケース
次に当てはまる場合は、持ち込みよりも出張の方が負担が少ないことが多いです。
- 割れ物が多い(陶器・ガラス)
- 大きい(古家具・古道具・額装)
- 量が多い(箱が複数、蔵一部屋分)
- 遺品整理・実家片付けで時間が限られている
逆に、数点だけで自分で運べる場合は「持ち込み」の方が早いこともあります。
査定ポイント6:買取前にやっておくと良い「仕分け」だけ
細かい掃除より、仕分けの方が効果的です。
- 割れやすい物(陶器・ガラス)
- 紙もの(古書、掛軸、版画、書類)
- 金属(鉄瓶、香炉、銀製品)
- 雑貨・玩具(箱ごと)
「これはゴミ」と決めず、まずはジャンルごとにまとめるだけでOKです。
査定ポイント7:よくある買取トラブルを避けるチェック
安心して依頼するために、次は事前に確認しておくのがおすすめです。
- 料金:出張費・査定費・キャンセル料の有無
- 取引:その場で現金/振込、身分証の確認方法
- 説明:査定額の根拠を説明してくれるか
- 事業者情報:店舗所在地、古物商許可の表記
不安点を先に質問できるところを選ぶと、納得感が高くなります。
よくある質問(FAQ)
Q. 汚れていても買い取ってもらえますか?
A. 可能な場合があります。無理に磨かず、現状のまま見せるのがおすすめです。
Q. 価値があるか分からない物でも相談できますか?
A. 相談する価値はあります。骨董・レトロは「一見普通」に見えて評価がつくケースがあります。
Q. 1点だけでも大丈夫ですか?
A. 店舗の運用方針によりますが、持ち込みなら1点でも対応しやすいことが多いです。

